人気タレントのおしりかじり虫さんは14日、講演のため訪れていた幕張メッセで急に倒れ、都内の慶應義塾大学病院に緊急入院した。医師によれば病原性大腸菌「O157」に感染したものと見られるとのこと。
おしりかじり虫さんは「おしりをかじる」独特のパフォーマンスで子どもを中心に人気を呼んでいるお笑いタレント。日ごろから
「私はおしりをかじってナンボの商売」
との矜持を語り、高いプロ意識で親世代の尊敬をも集めていた。
この日は幕張メッセで開催中の「アミューズメントマシンショー」に来場。「おしりと私の人生」という題で講演中だったが、壇上で突然腹をおさえながら倒れた。救急車で搬送された慶應病院で検査したところ、O157に感染していることがわかった。O157は加熱不足の食材または感染者の排泄物経由で伝染するが、マネージャーらが「数日前に保育園を訪問、子どものおしりをかじる興業をした」と語っていることから、医師は
「O157に感染した子どものおしりをかじったためにうつったのではないか」
と見ている。
かじり虫さんの知人・ぶるたぶちゃんは、
「こういうこともあって危険だからやめろ、せめて
“おしりさわり虫”
に乗り換えろ、と言っていたのだが頑として聞かなかった。今はただ、一刻も早くよくなってほしい」
と心配そうに語る。いっぽう、慶應病院には現在お腹の弱い子がひとり入院しているため、おしりかじり虫さんの行動は厳重な監視下に置かれているとのことだ。