押収されたスーパーカーの数々 警視庁世田谷署は5日、自動車の違法改造を請け負っていたとして区内在住の小学生(11)を、道路交通法違反容疑で逮捕した。この小学生は日常的にクラスメートらから違法改造を請け負っており、中には高級外車を改造した事例もあったという。
逮捕されたのは世田谷区在住・小学生の北沢たかし容疑者。調べによれば、たかし容疑者は通学している学校のクラスメートからゴム製自動車を預かっては、一台500円程度で違法改造を繰り返していた。
改造内容はスピードが出るようにするための施工が主で、タイヤにロウを塗ったり、極端な例では高級外車であるランボルギーニのタイヤにステープラーの針を打ち付けたりをしていた。たかし容疑者は「こうすると摩擦が少なくなってボールペンで速くとばせる」と、特に悪びれる様子もなく語っているという。
世田谷署では「クラスメートから、あれはルール違反だという指摘があったので内偵を進めていた。今後は、女子からの“男子は休み時間にうるさいと思います”という学級会での抗議に沿って処分を決めていく」と話している。