ザ・世界遺憾
富士山が世界文化遺産に登録される見通しであることが明らかになったばかりだが、同時に日本の政治家の「失言」も世界遺憾として登録されることが文化庁の発表でわかった。世界文化遺産の登録総数はすでにかなりの数にのぼっているが、世界遺憾に登録されるのは国際的にみてもきわめて異例。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が1日までに勧告決議をしたもので、今年6月にも正式登録される見込み。日本の政治家の失言が世界遺憾に認められたポイントは、主に「引き際がわからない」「失言の上塗りになるような言動をする」「外遊先のようなアウェーでも失言する」という三点で、他国に類を見ないことが「誠に遺憾である」として認定されたもの。
今後、日本には世界遺憾の保有国として失言の保全などが義務づけられる。このため、文化庁では「神の国発言」で知られる森元総理を首班としたスペシャルタスクフォースを結成。政治家の失言を「生産」「記録」「再生産」の3ステップに分けて、いずれの段階でも活発な遺憾の意を表明できるよう環境構築していく方針だ。
最近の失言生産者・猪瀬都知事のコメント:
世界遺憾への登録はすばらしいことで、今回のことで誰が味方で誰が敵かわかった。