大御所・川内康範氏の怒りがおさまらない。ついに「あいつらの心は腐っている。けっして私の書いた歌は歌わせない」と、強い口調での“絶縁宣言”まで飛び出した…。
問題の焦点となっているのは、川内氏が作詞した名唱歌「愛の戦士・レインボーマン」。誰もが口ずさんだことのあるこの歌を、なんと全国の子どもが勝手に改変して歌っていることが発覚したのだ。氏が書いた原詞では、
♪インドの山奥で
修業して…
と、重厚感のあるしたてになっていたが、これらの子どもたちは川内氏の許しを得ずに
♪インドの山奥でんでん虫転んで…
と、作品で描かれるヨガの崇高さがみじんもないかたちに改変して歌っていたという。
また、同じ川内氏作詞の「月光仮面」についても、
♪どこの誰かは知らないけれど
ハダカはみんな知っている
疾風のように現れて
たっぷり見せて去っていく
などとハレンチきわまりない変更を加えて歌っている事例も。
改変に関する抗議を受け、問題の当事者である子どもが川内氏宅を訪問する一幕もあったが、謝罪するどころかピンポンダッシュして逃げられるというていたらくに終わり、ついに氏の怒りが爆発。
「もう子どもには私の歌を歌わせない。右翼人脈を使って社会から追放する」
と宣言するに至った。
川内氏によれば「そもそも子どもは、漢字もロクに書けず一日中働かず遊びほうけてばかりいる。和食も食べず、すぐハンバーグやカレーを欲しがる。美しい日本の心を失った亡国の徒だ。社会から駆逐せねばわが国の未来はない」という。川内氏対子どもの争いから、しばらく目が離せそうにない。