梅雨も明け、そろそろ暑い日射しが戻ってくる。lifehackに敏感なブロガーたちのあいだでは、暑い日も上着をクールに持ち歩けるイギリス製携帯用ハンガー「ブリティッシュハンガー」が人気だ。だが、生活の知恵なら品格ある日本の伝統文化も負けない。もっとクールで役に立つ、「ジャパニーズハンガー」が満を持して登場した。
発売したのはアウトドア製品で定評のあるコールマン社。同社は、
「暑さだけでなく、さまざまな生活苦を解決するテクニック」
として、古来から日本に伝えられてきた「吊り」の文化に着目。素材強度、不良在庫の転用可能性などを綿密に検討し続け、ついに「ジャパニーズハンガー」の製品化に成功した。
ジャパニーズハンガーは5mの柔軟な縄製。ブリティッシュハンガーよりもさらに収納の便がよくなっているのが特徴だ。また、棚や椅子の背だけでなく、鴨居・取引先会社の天井・樹海の木々などさまざまなところに吊り下げることができる。これで吊れば、暑さだけでなくムリな納期やサービス残業、消費税増税や年金制度崩壊への不安などどんなイヤなことでも一気に解決してくれる。まさに夢のアイテムだ。
コールマンでは、このジャパニーズハンガーの出荷数を
「昨年の市場規模から言って3万8千は堅い。経団連所属企業の協力があれば、5万は見込めると思う」
と見ている。さぁ、あなたもレッツ・ハング!