安倍晋三官房長官は31日、都内でタレントの児玉清さん(72)と会談。安倍氏が掲げる「誰にでもチャンスのある社会の実現」を目指し、提携していくことで合意した。今後、児玉さんは安倍氏が議長を務める「再チャレンジ推進会議」の委任を受け、
「アタックチャンス支援大使」
として全国を巡業する。
支援大使の主な業務は、全国で就職へのアタックチャンスをめざす人々を発掘し、適切なMCで場を盛り上げること。ハローワークの認定日には
「だーいじなだいじなアタックチャーンス」
と渋いボイスでくじけそうになる気持ちを支えたり、企業の面接で学歴を聞かれて正直に答えると、
「残念!
四大卒とお答えいただきたかった」
など問題点を指摘してくれる。また、トヨタやキヤノンの偽装請負会社への就職を断ると、
「なぜカドを取らない!」
と怒り、ワーキングプアとしての運命をすなおに受け入れるようプレッシャーをかけてくれる。
再チャレンジ推進会議は児玉さんの起用によるイメージアップ効果で、政治的に反抗心を失い奴隷のように働いてくれるワーキングプア層を今後10年間に30%増やせると見込む。
ハンターチャンスに詳しい柳生博さんのコメント:「記者会見に現れた児玉氏に博多なまりがあったとの報告がよせられている。ニセモノではないか」