TBSが旧日本軍に関する報道番組のなかで、無関係な安倍晋三官房長官の写真を映し込んでいた事件を受けて、日本民間放送連盟は26日、
安倍氏の姿をテレビで放映する際に遵守するガイドライン
を策定するための第一回懇談会を都内で開催した。
席上では、各局の代表らがTBSの報道を「安倍氏が旧日本軍の蛮行に関係しているとの印象操作と受け取られてもしかたなかった」と批判。より安倍氏の実態と人柄を正確に報道できるよう、氏をテレビ放映する際には一定のガイドラインに従う…という方針で合意した。
実際にどのように放映を行うかについては、さまざまな提案が出され、
- 全面にモザイクをかける
- 大きな炎が人間の顔のようにゆらめいて話すイメージにする
- 異常にホワイトノイズがかかり姿の見えないテレビ電話で話している感じにする
- 巨大な鎧武者風。声はショッカー、ゲル・ショッカー、ゲドンなど歴代組織のボスと同じ
- 足がないが性能の100%を出せる。偉い人にはその価値がわからないロボット形態
と議論が紛糾した。
その後、局ごとに案を持ち帰り内部で検討することになり、会はひとまず解散。次回会合は早ければ月末にも開かれる予定という。消息筋によれば、ガイドラインの基本線は
「実際の悪の黒幕はアメリカにいて、単に御用聞きの傀儡だという事実を正確に伝えるため、
妙に声が甲高く
“飛んで火に入る夏の虫とはおまえらのことだ!”
が口癖のおかまっぽいイメージ
で放送する案に落ち着きそうだ」
という。報道機関の不偏不党を守るためにも、慎重な検討が行われることを期待したい。