妊産婦にやさしい環境づくりをめざす施策を実施している厚生労働省が、意識調査のため
「電車の中で立っている妊婦を見つけたらどうするか」
とアンケートを取ったところ、
「拉致する」
との回答が9割を占めていたことがわかった。厚労省では思わぬ結果に困惑しており、「日本は本当に子作りに向いていない国かもしれない」と悩んでいるという。
このアンケートは、公共交通機関を利用する妊産婦に席を譲ってもらえるよう導入が検討されている「マタニティマーク」の意義を確認するため、厚労省が実施したもの。委託されたマーケティング業者が、都内在住のふたなり・シーメール専門同人まんが作家1,000人を対象に聴取を行ったという。この中で
「立っている妊婦を見つけたら」
という設問を設けたところ、「席を譲る」「無視して座る」などの選択肢をぶっちぎり
「拉致して自宅に監禁。陵辱して次の本向けのネタにする」
と、明らかに異常な答えを選んだ回答者がトップの92%にものぼった。
また、残りの8%についても
- 母乳と下半身のミルクを両方搾り取っていじめる
- 「妊婦なのに立ってるなんてヘンタイねぇ~」と言葉責めする
など異常嗜好を示す例ばかりだったという。
厚生労働省の担当者は、
「やはり日本人は変態。こんな国ではもっと妊産婦を手厚く保護する政策をはやくから充実させておくべきだった。少子化を招いたのはわれわれの無為無策のせいだったと激しく後悔している」
と泣く。いっぽう、同人業界に詳しい専門家の中には
「単にサンプリング対象を間違えたせいではないか。“立っている”は“勃っている”ではないとの注意書きを添えておかなかったのも原因のひとつ。やおい作家を対象にしていればもっとバランスのとれた結果が出たはず」
と分析する筋もある。