国連安全保障理事会は31日、現役プリキュアのひとり「キュアマリン」のおでこを国際法違反の大量破壊兵器と認定。早急に国連軍を組織し確保・差し押さえに全力を尽くす方針を全会一致で決めた。早ければ1日にも、米軍を主体とした国連軍がキュアマリン宅を訪れる予定。
キュアマリンのおでこについては、かねてから
「プリキュアおでこパンチ」
というむちゃくちゃな技を発動させ、砂漠の使徒を退けたことで強大なポテンシャルが指摘されていた。31日のキュアマリン対デザートデビル戦で、
「怒りのキュアマリンがおでこからレーザーを発射する」
という描写があったことから、ソーラーパワーを利用した大量破壊兵器=「プリキュアおでこレーザー」であることがわかった。
この戦闘では、技の発動を恐れたキュアサンシャインの機転で被害は最小限におさえられ、一般人からも「キュアマリンが逆にレーザー照射を受けている」ように見える程度で済んだが、識者の推定では「フルパワーで発動すれば地球の9割が焦土化していた可能性がある」という。「そもそもソーラー兵器については一年戦争における人類の愚行を反省し、南極条約で使用禁止が定められている。こうした点から、安保理はキュアマリンのおでこ自体の危険性を認定。差し押さえのための武力行使を全会一致で可決するに至った。
安保理では、具体的なキュアマリン平定戦略として「おでこが隠れるようなヘアスタイルを提案する」ことを検討しているが、マリンの頑迷な抵抗が予想されるためオブザーバーとしてNHK「スタイルアップ」でおなじみティム・ガン氏の同行を依頼中だ。