正月気分もようやく抜けようかという7日、大手銀行に破綻のうわさが持ち上がり話題となっている。窓口が開くとともに駆け込んで全額引き出そうとする預金者も現れ、取り付け騒ぎ寸前の事態に銀行側は対応に追われる状態だ。
うわさとなっているのはメガバンクのひとつである「おかあさん銀行」。事情通によると、年明け直後からネットの掲示板などを中心に
- おかあさん銀行の資金繰りが悪化しといるらしい
- 預けた金を引き出そうとしたら断られた利用者がいる
- 経営陣の使い込みが発覚し、破綻も時間の問題だとか
といった噂が流れはじめたとのこと。
これを真に受けた預金者らが、あわてて各地の支店窓口に殺到。
「ゼルダの伝説買うんだから今まで預けたお年玉をぜんぶ引き出したい」
などと取り付け騒ぎを起こしているらしい。おかあさん銀行側は
「大きくなったときに引き出せる。今はダメ」
と対応中だが、納得しない客が暴動を起こしかねないため耳のシャッターを下ろして営業している支店もあるという。
いっぽう、監督官庁の金融庁によると
「おかあさん銀行に銀行免許を交付したおぼえはない」
とのこと。もし無免許で営業していたとなれば銀行法違反に問われる可能性もある。おかあさん銀行には預金のゆくえはもちろん、経営体制について詳しく説明する責任が求められそうだ。