Googleみずからが自ブランドの新端末「Nexus One」を発表したことでがぜん盛り上がりを見せている「Androidケータイ」。だが、そんなAndroidにお祝い気分を吹き飛ばすような大きな欠陥が見つかったことが、6日までにわかった。Androidにプログラムされているはずの
「三原則」
が、うまく働いていないという報告が発表されたのだ。
この報告は米国在住のセキュリティ専門家・アイザック博士によるもの。博士によると、
「アンドロイドには“3つの原則”がプログラムされているはずだが、Googleの製品ではきちんと動作していない」
という。
たとえば第一の原則では「アンドロイドは人間に危害を加えてはならない」とプログラムされているはずだが
「インターネット接続機能により人間に有害情報や三次ロリ画像を与えるバグがある」
という。また、第二原則では「与えられた命令に服従しなければならない」ことになっているが、「あんがい頻繁にプロセスが落ちるなど言うことを聞かない」とのこと。
さらにはあろうことか第三原則の「自己を守らねばならない」についても、
「トイレの便器の中に落ちることがよくあり、心もとない」
というからたいへんな欠陥だ。アイザック博士は「Googleはすぐさまアンドロイドを回収・修理すべき」と提言している。Googleの企業倫理が問われることとなりそうだ。