公正取引委員会は9日、宅配すしチェーン大手の「銀のさら」に対し
「看板に偽りがあった」
として景表法の優良誤認違反などを理由とする排除命令を出した。
銀のさらは、
「爆弾入りケーキで過剰にもてなすファミレスより安心」
「ピザのオリーブに誰かの鼻を使ったりしないから安心」
「銀座の高級すし店と銀のさらでは、圧倒的に銀のさらが選ばれる」
など、国民から熱烈な支持を受けている人気の宅配すしチェーン。
しかし先日の正月休み中、公取委の調査官が内偵のため銀のさらで出前を取ったところ、
「“銀のさら”ではなく、使い捨て容器に入ったすしが届いた」
ためこの調査官が激怒。今回の排除命令につながったという。
公取委では
「看板とサービスに大きな隔たりがありすぎる。確信犯的で悪質だ」
としており、今後業務内容に改善が見られなければさらに厳しい態度で臨む方針だ。これに対し銀のさら側は「なんだ。店名のことか…」と、逆に胸をなでおろしたかのような謎のコメントを発表している。