特撮ヒーロー番組の「仮面ライダーW」(テレビ朝日系列)の20日放映予定ぶんが、試写を視た同社番組審査会の判断で急きょ放送見送りとなったことがわかった。登場する怪人のデザインが
「あまりに猥雑すぎる」
というのが理由で、制作会社の東映は「予算不足でやむを得ず過去の怪人着ぐるみをリユースしてしまった」と説明している。
放送見送りとなったのは20日放送予定だった仮面ライダーW「Vの誘惑~翔太郎はそれに入れたい」。同番組では、ゲスト出演者に若人あきらを呼んだりハデなカーアクションを繰り返すなど高コスト体質がかねてから問題となっており、現場は予算逼迫に頭を抱えていた。そこで過去の東映作品から怪人の着ぐるみをリユースするという苦肉の策を採用。往年の名作「超人バロム1」から
「ドルゲ魔人ヒャクメルゲ」
を再利用した制作がおこなわれた。
実際にできあがったエピソードでは、ヒャクメルゲのビジュアルを生かした
「ヴァギナドーパント」
が登場。日ごろハードボイルドな生活のせいで性欲を持て余している主人公・左翔太郎が、その誘惑に負けてハァハアしてしまうという流れ。予算不足にも負けず、ガイアメモリ起動時には名声優の立木文彦さんが
「ヴァギナァァァ!」
と叫ぶというフォーマットを完全クリアしていた。
しかし、0号試写を視聴した番組審査会メンバーからは
「いくらなんでもそのまんますぎるだろ」
「子どもたちが見たら女性器恐怖症になってしまう」
と非難が続出。放映中止が決まった。空き枠となった20日8時からは「ウルトラセブン」のスペル星人の巻が放映されるとのこと。
安楽椅子探偵フィリップさんのコメント:
ヴァギナとは興味深い。ドキドキするね