長野県のリンゴ農家の畑から、皮だけでなく剥いた中身まで赤いリンゴが現れ、住民を驚かせている。自民党長野県支部は
「民主党政権の登場で国政の赤化した影響がリンゴにまで及んでいる証拠」
と各方面に警戒強化の注意文書ポスティングを開始した。
赤いリンゴが見つかったのは、長野県中野市のリンゴ農家が所有する畑の一画。調べによると、この一画では数年前から
「資本家およびプチ資本家である冨農による搾取からのリンゴの解放」
を掲げる過激なリンゴ一派が台頭しはじめていた。
さらに最近では
- 全栄養の果実への独裁的集中
- ほどよい酸味と甘味のバランスを実現するための5ヵ年計画推進
などを推し進め目に余るため、畑の所有者が果実をひとつサンプルとして拉致して解剖したところ、なんと皮だけでなく中身もアカに染まりきっていたという。サンプルのかたわらには「スタハノフ突撃リンゴ」という意味不明な勲章もあった。
自民党長野県支部では「“アカは生皮を剥いでも中身が真っ赤”というが、おなじことがリンゴにも起きたとみてほぼ間違いない」と断定。原因について
「民主党の社会主義的政策が世の中をおかしくしはじめているということ。一刻も早く民主独裁政権を倒し、たしかな野党である自民党に王政復古の大号令をかけねばなりません」
と話している。具体的な対策としては、県支部ホームページで怪文書PDFを公開しボランティアにポスティングしてもらう計画とのことだ。