警視庁は20日、法に基づいた脳死判定をおこなわず、
まだ生きているドナーから心臓を取り出し移植した
として、臓器移植法違反および殺人の疑いで自称「抵抗軍のリーダー」ジョン・コナー容疑者(住所不定)を逮捕した。生きたまま臓器を奪うのは過去の移植事例に照らしても凶悪で、警視庁は厳しく取り調べていく方針だ。
調べによるとコナー容疑者は、2018年に北米スカイネット基地で心臓を損傷する大ケガを負った。この際、近くにいた人物のじょうぶな心臓を生きながら奪い、みずからに移植した疑いがもたれている。その後、ドナーは当然ながら死亡した。
捜査員に対し、コナー容疑者は
「あれは人間じゃないからいいんだ。私はジョン・コナー。スカイネットを倒す救世主でとても偉い。これを聞いてる君も抵抗軍の仲間だからわかってくれるじゃろ?」
などと電波な妄言を吐くばかりで、まったく反省するようすを見せていないという。捜査員は「アクションは見られるレベルだが、破綻ぎみの脚本の責任を取らないとは許せない」と怒りをあらわにする。
コナー容疑者をよく知る人物で、被害者の身内でもあるサイバーダイン・スカイネットさんは
「彼は今までにも私の身内を容赦なく何人も殺している。極刑をもってつぐなってもらいたい」
と涙ながらに語り、今回の犯行以外にも余罪があることを指摘する。果たして、他人の心臓をうばってまで身勝手な生を追求したコナー容疑者に、審判が下る日はくるのか。今後の司直の動きに注目したい。