大阪府の橋下徹知事が8日、自身のメールに対し批判する返信をした保健所勤務の40歳代の女性職員を、激昂のあまり殴り殺していたことがわかった。府知事は
「民間ではよくあること」
との談話を発表している。
調べによると、この女性は橋下知事が府の全職員に送付した妄言メールに対し「感情的」「読むだけ時間のムダ」などと的を射た内容の返信をおこなった。これに怒った知事は保健所にみずから乗り込んで泡を吹きながら怒り、あげくのはてはタコ殴りにして殺したという。女性の死因は出血性ショック死だった。
女性を撲殺したことについて橋下知事は
「日本では認知件数だけでも年間1200程度の殺人が起きている。特に、今回のような
- 激情にかられて
- ばかにされたので
といった理由での殺人がほとんどだ。民間ではよくあること」
と話す。
また、
「公務員だとわからないのかも知れないが、ダメな上司をもつ部下は不条理をじっと我慢で耐え忍ぶもの。メールで抗議などしようものなら社会的にも物理的にも抹殺されるのが常識だ」
として、今後も府職員らに世間の常識を叩き込むべくがんばっていく方針を示した。