警視庁は9日、組織だって大規模な器物損壊・殺傷事件を引き起こした組織犯罪容疑で広域暴力団の
「台風一家」
を全国に指名手配した。大量の捜査員を動員してローラー作戦を展開し、早急な逮捕をめざす。
台風一家(組長:台風18号)は南太平洋を本拠地とする低気圧系暴力団。最近の地球温暖化の進行を勢力拡大の好機と見て、日本国内で活発に犯罪行為を繰り返していた。特に今月8日にかけては、
- 三重県に大量に放水して近隣商店の営業を妨害
- 都心部のJR各線に鼻息を吹きかけて運行停止に追い込む
- 茨城県に一陣の風のように現れ、複数の民家に対して地上げをおこなう
など犯行が目に余ったため、今回指名手配の対象となった。
台風一家の被害に遭った都内在住の会社員は
「職場で自分だけ地下鉄だったので始業時間に間に合ってしまった。ほかの同僚はゆうゆうと午後遅くに出社してきたのに遅刻を不問にされていた。不公平だ」
と怒りを隠せないようす。
台風一家の組員は、低気圧に変装し海外逃亡したとの情報もある。事実だとすれば警視庁の対応の遅さが批判の対象となりそうだ。次に一家が上陸してきた際には、ぜひお縄にしていただきたいものだ。