日本人で初めての国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在に入った若田光一宇宙飛行士(45)が、スネていることが18日までにわかった。ISSの実験棟「きぼう」に引きこもってお母さんからの呼びかけにも応えない状態が続いており、ミッションの続行さえ危ぶまれる状態だという。同僚クルーによれば若田飛行士はスネている理由を
「ハンコがもらえないから」
と漏らしていたという。
若田飛行士は日本人としては初めてとなるISSでの長期宇宙滞在に入っているが、心配なのがさまざまな障害のある宇宙空間でケガや病気をすること。そこで、日本の宇宙航空研究開発機構運用技術チームは「健康第一で活躍してほしい」と願いをこめて、若田さんに
毎朝ラジオ体操のうたを流す
というイキなはからいのプレゼントをした。初日は大喜びで「元気が出る」とラジオ体操第一に加え第二まで披露してみせた若田さん。引きこもりはじめたのは、その直後だったという。
ISSクルーのユーリ・テレシコフさんの証言によれば、
「初日の体操が終わった直後、ワカタが
“ハンコ押して”
と意味不明なことを叫びはじめたんだ。ハンコなんてないと言ったら
“えんぴつもらえないじゃないか!”
と怒鳴って引きこもっちまったんだよ」
とのこと。
証言からすると若田飛行士のいじけは「ラジオ体操のハンコを押してもらえないこと」が原因と見られる。体操をプレゼントした運用技術チームは
「今からISSにスタンプカードを送るのは難しい」
としており、機嫌をなおしてもらうのは絶望的だ。ことと次第によっては、今回のミッション全体がだいなしになりかねない一大事。最後の希望であるお母さんの説得に、今後の宇宙開発の行く末がかかっていると言えそうだ。
ラジオ体操に詳しい北沢たかしくんのコメント:
ハンコは持ち回りで友だちに押してもらい、自分はたっぷり睡眠をとるというのが日本人の美しい常識。若田飛行士は常識を知らないのではないか