<東京都議会議員・土屋たかゆきさん>
驚くべき判決が出た。日本の子どもたちの未来を揺るがしかねない。東京地裁は12日、都立七生養護学校の過激な性教育主義者たちが私を含む都議三名および都などを訴えていた裁判で、原告勝訴を言い渡した。この事件では、七生のモンスターティーチャーらが幼い小学生に性器の名称を教えたり、わいせつな人形を使ってセックスのしかたを教えたりと、ハレンチな教育を繰り広げていた。そこでわれわれが現地視察のうえ介入、いったんは純潔教育がおこなわれるよう正常化を果たしたのだが…。サヨクの巣窟である地裁でこのような判決が出たのは、きわめて残念と言わざるを得ない。
係争中の事案ではあるが、ここで再び良識ある国民の皆さんに問いたい。果たして発達段階の子どもたちに性行為を教えることは許されるのだろうか。世間を騒がせる性犯罪やセクハラ、ドメスティックバイオレンス…。統計によると、これらは性教育がおこなわれるようになってから急増している。昔の日本には「男女七歳にして席を同じくせず」との良きことわざがあった。子どもに性の違いを教えることは百害あって一利なしと、昔の賢人は知っていたのだ。やはり、教育においては
「男女の性別やセックスについては絶対に教えない」
のが、わが国に気風に合った考え方なのではないか。あらゆる性教育を廃止すれば、子どもたちは古きよき昔のように美しい日本人に戻ってくれるはずだ。
そのために私はまず、子どもたちに「性差」に気づかせないようにする取り組みを提案したい。子どもに不要な性教育をしなければならなくなるのは、けっきょく彼らが性差に気づくからだ。気づかなければ教育も不要になるというわけだ。具体的には以下のような施策が考えられる。
- 男女混合名簿の推進
クラス名簿が、いまだに男女別にリストアップされている学校があると聞く。これを放置しておくことは子どもたちに性差、ひいてはセックスに興味を抱かせる原因になる可能性がある。性で分けない男女混合名簿形式を徹底するべきだ - 男女同室着替えの徹底
男の子と女の子を別々の教室で着替えさせたり、時間をずらさせたりしている学校があるとのこと。こんなことをしていては、好奇心旺盛な子どもたちは異性の存在に気づき、そのからだの変化に興味をもってハァハァしてしまう! 着替えを当たり前のように男女とも同室でおこなえば、あえて寝た子を起こすこともなくなる
かたつむりという生き物はご存知だろうか。彼らには性別がないと聞く。日本の未来をしょって立つ子どもたちの純潔を守るためには、セックスとかジェンダーとかいった弁別概念に触れさせず、美しい
「かたつむり人間」
として育てる必要がある。残念ながら地裁では負けたが、私は日本をかたつむりの国にするまで、高裁そして最高裁まで徹底して争う意向だ。