自民党の笹川尭総務会長が大分県で講演し「うつ病で休む教員は気が弱い。国会議員にはうつなど一人もいない」と発言したことが問題になっているが、発言の内容が統計的に正しいことが弊紙の調べでわかった。笹川氏は正しいことを言っていたにもかかわらず叩かれていたことになり、与党議員の発言の揚げ足をとるマスメディアの偏向報道ぶりがあらためて浮き彫りになったかっこうだ。
国会議員は国政をしょって立つ重責ゆえ、当選時にDSM-IV-TR(アメリカ精神医学会精神障害診断手引)に基づいた精神鑑定を受けることが義務付けられているが、15日までに弊紙が入手した報告書によれば、いわゆる「うつ」に分類される大うつ病や気分障害の罹患者は一人もいなかった。代わって多かったのがそのほかの精神疾患で、
鑑定を受けた議員の72パーセントは「サイコパス」
だった。
サイコパスはドイツの精神医学博士シュナイダーが定義した人格障害で、
「生まれつき性格が正常から逸脱していて、その人格の異常性のために社会が悩む人格障害」
とされている。サイコパスは連続殺人などの猟奇犯罪に走るケースが多い。確かに、国会議員の異常人格には多くの国民が悩まされており、猟奇的政策により年間3万人以上の人間が自殺に追いやられているほか、なけなしの非正規雇用を取り上げられるなどの被害を受けている。医学的にも統計的にも笹川発言の正しさが裏付けられたことになる。
また、議員の28パーセントは「誇大妄想」の症状を、60パーセントは異常にカネにこだわる「強迫性障害」を同時に発症していることもわかった。うつの患者がいないことが確認できたのはよしとしても、国会議員の心の闇を暴いた笹川発言のインパクトは大きい。重要な情報公開を果たした勇気を讃えるいっぽう、国民の生命・財産を守るために同氏を含むサイコパス議員への早急なロボトミーによる治療が必要と言えそうだ。