ファミリーレストランチェーンの「フォルクス」が成型肉美人をウェイトレスとして雇っていた件に関連して、警視庁は16日午前、東京の同社本社を家宅捜索した。外食産業での不当表示横行にはじめて捜査のメスが入ったかっこうだ。
フォルクスは同社初台支店で2004年11月ごろから小須田美弥子(24)を雇用していた疑いがもたれている。同女は約一年にわたりあたかもナイスなスリムバディかのようにふるまいサービスを提供していたが、今月8日、都内の会社員(32)が歌舞伎町のブティックホテルにお持ち帰りしたところ成型肉美人であることが発覚した。
小須田容疑者は成型肉実現のために、市販の特殊タイツだけでなく高価なウェストベルトなどを使用していた。これらの装備を個人でそろえるには金がかかりすぎることから、警視庁は「小須田容疑者だけでなく店ぐるみで成型肉美人を演出していた可能性もある」とみて慎重に捜査を進めている。
- 2005
- 11/16 12:59