国の内外でさまざまな衝撃的ニュースが駆けめぐった2007年。行く年を見送るべく、弊紙編集主幹が選んだ今年の重大ニュースを5つご紹介しよう。
5位. 主幹、女性からモテモテに
日本のすぐれたブロガーを認定する「アルファブロガーアワード」が、これまでbogusnewsを冷遇してきたことを正式に謝罪。アワード運営者の徳力基彦氏みずから編集部を訪れ、主幹の靴に接吻した(いわゆる「徳力の屈辱」事件)。これにより、文章からにじみ出る知性、しのばれる美貌などbogusnews編集主幹の魅力がようやく社会から正当に評価されるようになった。女性たちも
「主幹ってイケてない?」
と気づき、交際の申し込みが殺到するように。
4位. 主幹、運命の出会い
言い寄ってくる女性のことごとくが自分の財や容貌目当てであることに失望した主幹は、傷心の旅に出る。北海道・犬吠岬で流氷を眺めていると、一枚のスカーフが風に飛ばされてきた。
「すみません、それは私の…」
スカーフの主は川村ゆきえ似の美しい女性であった。渡すとき偶然ふれあう指と指…一瞬、電撃が走るような感覚が。「もしや、この女(ひと)こそ運命の…」
3位. 主幹、運命の再会
東京に戻った主幹だが、名も告げず立ち去ったあの美女のことを思わぬ夜はなかった。世の中に真実を伝えるための記事執筆活動にも身が入らない。ふらふらとあてどもなく街をさまよう主幹。ふと立ち寄った花屋で、どこかで聞いたような声を耳にする。
「いまはラフレシアが見ごろですよ~」
その声の主こそ、犬吠埼で出会ったあの女性・ゆきえであった。
2位. 主幹、衝撃の別れ
他の女性にない素朴な魅力をもった花屋の売り子・ゆきえ。主幹は積極的なアプローチをかける。ゆきえはまんざらでもないようすだが、どこかぎこちない。そしてある夜。主幹が人気のない公園でやさしくキスを求めると、ゆきえは泣きながら拒絶するのだった。
「ご、ごめんなさい…。
私、モテる男性は信用できないの!」
衝撃の告白。ゆきえはかつてイケメンにいいようにもてあそばれ捨てられて以来、経験豊富な男に恐怖を感じるようになっていたのだった。走り去るゆきえ。呆然と立ちつくす主幹。
1位. 告白、そしてハッピーエンド
自分のアパルトメントに引きこもり、泣き続けるゆきえ。しかし、主幹には今までの男性とは何か違うものを感じるのも事実であった。…窓の外から呼び声が聞こえる。いぶかしんで窓を開き見下ろすと、一面にあふれる赤い曼珠沙華。主幹がゆきえのために手配した百万本の曼珠沙華だ。中央には正装した主幹がこちらを見上げて立っている。
「ゆきえ! ぼくは童貞だ!
けっしてキミを裏切ったりしない!」
ゆきえはとめどなく流れる涙を頬に感じながら、階段を駆け下りて行った…。主幹の愛に応えるために…。