森の妖精キッコロ(5歳)は、27日、所属事務所を通じて現在務めている「愛・地球博」(愛知万博)のイメージキャラクター役を辞任することを明らかにした。万博のキャラクターが会期中に突如辞任するのは異例。愛知万博実行委員会ではキッコロの説得を続けるとともに、万一の際の代役選定に奔走している。
キッコロはモリゾー(82歳)とともに、万博開催前からその愛くるしさで評判を呼んできた。しかし最近では側近に心身の不調を訴えることが多く、心配した実行委員会が公務を減らすなど配慮してきたさなかでの突然の辞任表明だった。親しい友人は「持ち込み禁止で食費がかさんで困る」「愛知県民しか来ない万国博覧会なんて皮肉だよね」と不満を漏らす回数が増えていたと語る。
いっぽう、万博キャラクターの良き先輩として頻繁に相談に乗っていたコスモ星丸氏は
「同僚の自分を見る目つきがおかしい…といつも悩んでいた。モリゾー氏の巨体でのしかかられたら子供のキッコロには抵抗する術もなかったはず。何があったのかは私の口からは言えないが、児童虐待を見越して対策を打てなかった実行委員会の無策ぶりを私は批判したい」
と言う。
モリゾー氏は、わるもの氏・うそつき氏(ともに芸能事務所アランジ・アロンゾ所属)らとの黒い人脈が以前から指摘されており、「そもそもキッコロひとりでも十分こなせたイメージキャラクターがモリゾーとのダブルキャストになった経緯にもダーティな背景がある」とささやく筋もある。
愛・地球博の会期は来月25日まで。残る一ヶ月を主役不在でどう乗り切るか、長久手の残暑はまだまだ厳しくなりそうだ。