福田新内閣に留任した鳩山邦夫法務大臣は25日、就任挨拶を兼ねた記者会見で
全自動死刑執行ロボ「なまはげ」
を公開した。かねてから持論だった死刑の全自動化を実現するもので、開発費用はおよそ5,000億円。
全自動死刑執行ロボは、法務相の署名が必要なことから執行の滞りが問題となっている死刑を自動的に行うべく開発された。スイッチオンで自律的な判断に基づいて捜査を開始。
「悪い子はいねがー、
空気読めない子はいねがー」
と探し回って犯罪者を発見、即座に死刑判決を下し、ロックオンしたターゲットを斧で処刑することが可能。高名な橋下徹・北村晴男両弁護士の脳を足して三で割った「空気脳」を搭載することで、捜査・逮捕・量刑・執行のすべてをオールインワンにこなす機能の高さを実現した。
法務省では、なまはげの実用化により裁判官や法務大臣が罪の意識を感じる必要がなくなるほか、国民はより多くの死刑を娯楽として楽しんで目の前の社会の矛盾を忘れ、溜飲を下げることができると見込む。基本デザインになまはげを採用したのは「恐怖と村八分で秩序を維持する日本の美しい伝統をよく表している」ため、とのこと。また、なまはげが斧を使用するのは
「斧で主人公を殺すオタク向けアニメの影響を受けた」
という。全自動死刑執行ロボは、早ければ10月から稼動を開始する。