押しつけ憲法による人心の荒廃がもたらした悪夢なのか…。専門家がこのほどまとめた独自調査で、日本国内においてナゾの生物
「触手人間」
が急増していることが9日までにわかった。この触手人間は見た目はふつうの人類とまったく変わらないものの、各地でハレンチな行動を繰り返していると見られる。政府関係機関による徹底した調査・対策が望まれそうだ。
調査を行ったのは鄭南大学の公子宋教授。教授によれば、触手人間はふだんはふつうの人間と同じ社会に潜み、なに喰わぬ顔をして暮らしているとのこと。しかし、
「ひとたび欲望が臨界点を突破すると、触手が勃起して動く」
というおぞましい、青少年の育成においても非常に有害な生き物だという。もともとは謎の秘密結社「あまとりあ」がコードネーム「レモンピープル」として開発した合成生物を起源とすると見られ、同社倒産後に逃げ出した個体が独自の進化を遂げたものとの見方が強い。
公教授が不安視するのは触手人間がその数を増やしつつあるということだ。とりわけ、blogを開設しては「自分は触手人間」とカミングアウトする大胆不敵な者が急増。最先端検索システムを用いて触手人間の個体数を確認したところ、現時点で国内に少なくとも9,000匹もの生息が確認されたという。
「進化するなかで触手人間の趣味嗜好がロリコン以外にまで多様化し、DVDボックス、デジタルガジェットなども栄養源にすることができるようになったためだろう。いま国家規模で対策を講じなければ手遅れになりかねない」
と教授は指摘する。触手人間撲滅の方法としては、劣情を刺激するようなモノを売らないという社会を挙げての取り組みのほか、
- 首相を筆頭に、国語力の低い人間には補講を受けさせる
- あやふやな慣用句を使う際にはまず辞書を引かせる
といった対策が有効だという。
いっぽう、180度回転させても同じ顔に見えることで有名なライターのスタパ齋藤氏は、この件について
「拙者も最近のデジタル一眼などを見ているとクワッ! と来て、触手がサイコーに動きまくりになってしまうのである」
などと悪びれないコメントを述べている。