警視庁は11日、マネーロンダリング・資金洗浄に関わる犯罪での昨年一年間の摘発件数が過去最多になったとの調査結果を発表した。従来は暴力団などが独占していたこの“業界”に、異業種からの参入が相次いだことで取引が活発化。検挙増につながったと同庁は見ている。
昨年末に逮捕されたあずきあらい被告(現在組織犯罪法違反で公判中)も、資金洗浄への“新規参入組”。都内荒川の川辺で、10円玉や5円玉などをざぶざぶ洗っているところを検挙された。被告は
「最近はあずきの需要がほとんどなくなってしまって…。こうして新規市場を開拓しなければ
存在意義 が失われてしまう」
と言い訳しており、まったく反省するようすを見せていない。
この事件では、資金洗浄中のあずきあらいの脇で「がんばれ、がんばれ」と騒ぐ入道のような男も目撃されており、当局が共犯者として行方を追っている最中だ。評論家のぬらりひょんさんは
「この組織犯罪を裏で指揮しているのは、鬼太郎という極悪人。警察ははやく逮捕してほしい」
と警告している。