家庭で多く飼われているイエネコが、ヒトにダメ人間的な行動を引き起こすウイルスを媒介している…東京医科歯科大学の高柳広教授らのチームが、そんな衝撃的な事実を突き止めた。同教授らは5年の歳月をかけてこのウイルスを同定・分離した。今月末に発行される米科学雑誌「ネイチャー」に論文が掲載される予定。
研究のきっかけは、「吾輩は猫である」の夏目漱石・怪奇小説家の江戸川乱歩ら
「人間としてダメダメな文豪には猫飼いが多い」
とする民間伝承。「そもそも猫とダメ人間全般に科学的因果関係があるのでは?」と気づいた高柳教授は、のべ三万頭にものぼる猫を調査。その結果、猫特有の肉球から分泌される体液に、未知のウイルスが偏在していることがわかった。
このウイルスは人間に皮膚を経由して感染。その後、体内細胞にとりついてモノアミン酸化酵素(MAO)を大量に生産する。MAOは脳内のセロトニンなど重要な神経伝達物質を分解・枯渇させ、
- 日がなゴロゴロしていたくなる
- 語尾に「にゃーにゃー」とつけたくなる
など、「人としてどうか」と思わせる行動を誘発するという。
この研究結果は、パソコンオタクやニートに猫好きが多く、「猫耳メイドさん」など猫を連想させるものに異常な執着を示すという事実にも合致する。専門家は「抗ウイルス薬を開発すれば、一挙にニート問題を解決できる可能性もある」と示唆する。
高柳教授にコメントを求めたところ、
「みてみて~。“ねこにゃんぼぅ”買っちゃっただにゃ! これでにゃんにゃんと遊ぶにゃ!」
と語っていた。
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