内閣官房長官を務める安倍晋三氏のホームページに、危険なバグが潜んでいることが15日までにわかった。独立行政法人産業技術総合研究所の研究員が発見したもので、識者は「第三次小泉内閣発足以来、国の先行きがあやしいのはこれが原因では?」と危惧している。
バグを発見したのは産総研所属でセキュリティにうるさくてねちっこい専門家の高木浩光氏。安倍氏の事務所が運営する「内閣官房長官あべ晋三ホームページ」に掲載されている「第三次小泉内閣インストール手順」に誤りがあり、このまま実行した場合にはシステムに不具合をきたすおそれがある。
高木氏によれば掲載されている
[ccs@05JAPAN]$ ./configure –with-passion=/home/abe/blood
[ccs@05JAPAN]$ make proud_japan ; make check
[ccs@05JAPAN]$ su
という手順のうち太字部分に誤りがあり、正しくは
[ccs@05JAPAN]$ make proud_japan && make check
だという。記載どおりに実行すると make proud_japan に失敗した場合にもシステムに変更が加えられてしまう。特に、事前に
- 正常な歴史認識ライブラリ(libnormalhist)
- カルト宗教免疫ライブラリ(libunichurch)
をインストールしていないと
- 突然「侵略戦争はなかった」とか言い出す
- 合同結婚式に祝電をおくる
など重大な誤動作を引き起こす、と同氏は指摘する。
また、デフォルト設定ファイルを適切な権限指定なしに/etcディレクトリにコピーしているため、米国にローカルシステムログインを許可した場合に傀儡政権化するおそれもあるという。
安倍晋三事務所は今のところ「ノーコメント」と沈黙を守っているが、政界では「さらに未知のセキュリティホールを突かれ、ゼロデイアタックの危険性もある」との声も拡がりつつある。
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