影の薄さに定評のあるIT企業「ビッダーズ」の南場智子社長が、メディアの取材に
「弊社は設立当初からWeb 2.0だった」
と豪語したことを受け、IT業界では対抗心を燃やす経営者が続出。13日にはついに、本命とも言われるあの武将も名乗りを挙げた…。
「うちは天正5年からWeb 2.0。社長の美顔だけで保ってるIT企業なんかに、デカい顔はさせない」
そう弊紙記者に語るのは、戦国大名の織田信長氏(48)。
織田氏は早くから城下町の規制緩和に力を入れており、美濃国・加納の領地では特権を独占する商工業者の市座を排し、自由取引市場を育んだことで名高い。
「楽市楽座で城下には自由な雰囲気が生まれ、新興商工業者が互いに競いあい、協力しあいながら市場を成長させていった。まさしく、参加者が自律的にサービスを高めていくWeb 2.0の原点」
と、同氏は主張する。
このような施策を背景に、飛ぶ鳥を落とす勢いで市場を制覇しつつある織田氏。今後の事業展開については、
「儂は狭い日の本におさまっているつもりはない。Web 2.0で国内をまとめあげた暁には、世界を目指すぞ。ワハハ。なぁ、サル? おい、光秀! 茶をもて! 気が利かねーな、おまえは」
と語り、同席した明智光秀氏に恨みを買っていた。