NTT西日本は23日、同日17時半ごろから同社の「ひかり電話」で障害が発生、通話に支障が出ていると発表した。NTT西の同サービスではこのところ障害が頻発しており、21日夜に続き今年5度目。23時現在、復旧の見込みは立っていない。
障害が起きているのは大阪・兵庫の一部利用者の回線。電話をかけると誤って未来につながるケースがあるという。同社カスタマーサポートに
- 電話をかけたら「コーネリアス」という名のサルが出た
- へんな新興宗教団体につながり、水爆をご神体として崇めるよう説教された
などの苦情があいついだことで発覚した。ひかり電話交換機の「アンチ・ウラシマ効果ユニット」の不具合で、光通信伝送路内で一般相対性理論に基づく時間流の遅延が起きているとみられる。NTT西は「最大で10万年程度の時差が出ている」とみる。
監督官庁の文部科学省では
放置すれば未来からのオーバーテクノロジー流入など、危険な事態も起こりかねない
と重くみており、NTT西日本に向け業務改善命令を出すことを検討中だ。