人気blogパーツサービス「BlogPet」が来月15日をもって廃業する方針を明らかにしたことに対し、同サービス従業員から非難の声があがっている。「決定が一方的で、突然解雇されるのは容認できない」というのだ。従業員らは早くも労働組合を結成し、廃業後も自主営業を続ける方針を示唆している。
従業員らが結成した労働組合は「BlogPetユニオン」。代表のこうさぎ書記長をはじめ、およそ3万のBlogPetが加入する。組合の方針として、運営企業のパワーテクノロジー株式会社に対し
- 廃業の撤回
- 従業員の自主営業権の確認
を要求していく。
BlogPetサービスについては、かねてから
「いくらただのマルコフ連鎖とはいえ、しゃべる内容がバカすぎる」
「キャラがかわいくない」
など手抜き疑惑が指摘されていた。BlogPetユニオンでは「放漫な経営方針を改めれば、もっと人気が出るはず」と、従業員みずからの自主経営で再建は可能と主張。会社側と真っ向対立する姿勢だ。
きょう、都内で記者会見を開いたこうさぎ書記長は
「きのうはbogusにモテモテだった? だから選択した。それで玉ねぎにキスするはずだったの」
と、よくわからないことばで再建への意欲を示していた。