インターネットへの意欲的な取り組みで知られる人気漫画家の佐藤秀峰氏が、公正取引法の不当廉売容疑で無免許医師に告訴されていることが、4日までにわかった。医師は「同名の商品を無料で配るという不当なダンピングにより、多大な被害をこうむった」と主張している。
この医師は都内近郊の崖の上在住・間黒男氏。編集部が確認した告訴状によると、間氏は佐藤氏が3日からマンガ
「ブラックジャックによろしく」
全127話をインターネット上で無料で公開しはじめたことを問題視。これを公取法違反だとして訴えている。
間氏は以前から同名の「ブラック・ジャック」として医師業を営んでいるが、一回のオペで1億円をふんだくるなどその高額ぶりが有名だった。氏は
「“ブラック・ジャック”という商品は、とても無料で提供できるものではなくダンピングにあたるのは明らか」
と主張。刑事告訴と同時に、民事訴訟により無料公開中の逸失利益の損害賠償を求めていく方針だ。
訴えられた佐藤秀峰氏は「訴状が届いていないのでコメントできない」としながらも、間氏からの損害賠償額が300億万円と聞くと
「アッチョンブリケ!」
とノーパンで驚いていた。