データベースシステム大手のオラクル社(本社:アメリカ)は30日、社名をオラクルから
「オラデテク」
に変更する方針を明らかにした。実情に反した社名を使いつづけることはステークホルダーに誤解を与えるとの判断によるもの。
オラクルは最近、サン・マイクロシステムズなど大手IT企業を買収合併し、さまざまなソフトウェア資産を手に入れた。それに伴い、高名な技術者も「おら来る」とばかりに来ると予想されていた。
しかし、実際にはコンピューター言語「Java」の開発者ジェームズ・ゴスリング氏のほか、次世代ファイルシステム「ZFS」開発者などが相次いで退社。オラクルの目論みはまったくはずれてしまった。このため、より実態に即した「オラデテク」に改名することとなった。
社名変更について、オラクルのラリー・エリソンCEOは、予測が外れたショックについて
「おら狂う!」
とコメントを発表している。