秘密組織大手のミュージアム(本社:埼玉県風都市)は29日、
「突然一方的に投資を引き上げられ、事業継続が困難になった」
として、業界最大手の財団Xに対して損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。賠償金額は総額150億円。
ミュージアムは、風都市内でのガイアメモリ流通を主たる事業として活動していたが、この際、財団Xからガイアインパクト実現を目指すことを条件に事業資金の援助を受けていた。しかし、仮面ライダーWや仮面ライダーアクセルの登場によりミュージアムの業績が悪化すると、突然資金提供を打ち切り。このため資金繰りに詰まったミュージアムは経営者が取り乱して火の中で踊り狂うなど、事実上の倒産状態に陥ったという。
現在、ミュージアムの再建に携わっている園咲ライト氏は、
「財団Xから賠償金をふんだくるのは非常に興味深いね。勝訴に必要な民法の検索は完了した」
と裁判のゆくえに自信をうかがわせる。
訴えられた財団X側では
「次の投資案件の調査まで時間がなく、訴状を受け取れない」
と話している。裁判を抱えたままでの次回作突入は秘密組織側に大きな障害となりうるだけに、今後の早期解決が望まれるところだ。