飲料大手のサントリーは27日、主力清涼飲料水であるペプシコーラの季節限定商品として
「ペプシトリフィド」
を発売することを明らかにした。トリフィドは大型樹木の一種で、歩行能力をもつ珍しい植物として知られる。
ペプシでは、キュウリやしそなど変わった食物をフィーチャーした限定商品を毎年発売しているが、樹木をもとにしたモノは初めて。さすがに「木なんて食べられるの?」と心配する消費者も出そうだが、トリフィドは実は元来食用。良質の植物油が採れるため、トリフィド牧場もあるほどだ。また、肉食性をもち根を持ち上げて歩いては小動物を捕食するので、その点から言っても食べられることは間違いない。
今回のペプシトリフィドは、これまでとは異なり100パーセント天然のトリフィド果汁でできているナチュラル志向。心配なのはトリフィドの刺には猛毒があることだが、ペプシ広報によれば「きちんと処理しているので目に入らない限り心配ない」という。
なお、ペプシトリフィド発売日の5月25日には、全地球規模で派手な流星群が極大を迎える予定。ペプシ側は「一大天体ショーを眺めながらぜひペプシトリフィドを飲んでほしい」と話している。