マイクロソフトは22日、次期日本語入力ソフト「IME 2010」は無償で提供するとの方針を明らかにした。同社Office製品の正規ユーザーは無償でダウンロードできる。ただし岐阜とセットとなる。
日本語入力ソフトについては、検索サービス大手のGoogleなどが無料版を提供するなど市場に大きな変化が起き注目されているが、マイクロソフト側は「特にGoogleを意識したわけではない」と説明。「ユーザーに対する新たなサービスの一環として実施する」ものだという。
特に今回、MS IMEならではの特典として提供される
「岐阜とセット」
は、「日本語入力ソフトに都道府県がついてくる、業界でも初めての試み」でおトク感が強い。「ちょうど自宅に琵琶湖がなくて困っていた」というユーザーにはうれしいプレゼントとなること間違いなしだ。
マイクロソフト側は
「日本地図のどこに位置するかイマイチ知られていない岐阜にとっても知名度を増すチャンス。Win-Winの関係でやっていける」
と自信をうかがわせる。ダウンロード提供は6月17日から。