日本初の測位衛星「みちびき」について利用サービスアイデアを募集していた財団法人衛星測位利用推進センター(SPAC)は9日、最優秀賞が決定したことを明らかにした。受賞アイデアは実際にみちびきのサービスとして提供されることになる。
最優秀賞を受賞したのは、都内在住のシャア・アズナブルさん。アズナブルさんが提案したのは
「地球寒冷化促進サービス」
の提供。世界的に地球温暖化が問題となっているなか、これを一挙に解決し涼しくしてしまうというすばらしいアイデアで、選考委員会も満場一致で最優秀に推した。
具体的には、みちびきに核パルスエンジンを搭載して地球圏に落下させ、その衝撃による粉じんで日光の大気圏内到達率を低く抑えるというもの。もしみちびきでの作戦が失敗した場合には小惑星「アクシズ」を地球に落とすという二重化への考慮も評価された理由のひとつのようだ。
受賞についてアズナブルさんは
「望みがかない非常にうれしい。副賞の賞金は“母になってくれる女性”探しにあてたい」
と語っていた。