給食に出された中国産ピーナッツから農薬が検出され問題となっているが、こんどはアメリカから輸入されたピーナッツにも毒が含まれていることが判明した。摂取すれば精神面で多大な被害を受けるとのことで、厚生労働省が注意を喚起している。輸入に頼る日本の食の厳しさが、あらためて浮き彫りになったかっこうだ。
厚労省によると、問題のピーナッツはアメリカのチャールズ・シュルツプロダクションが出荷していたもの。かわいらしい犬や少年を描いた包装で、国内では家庭のみならず学校でも消費され子どもたちを中心に人気を呼んでいた。
しかし、同社のピーナッツを消費した子どもたちが相次いで
- 頻繁に*Sigh*とタメイキをつく
- にわか精神分析医になる
- (女の子は)すぐにわめくヒステリー症状を起こす
など異常なようすを示したため検査したところ、人間を厭世的な気分にさせる恐ろしい猛毒の「ワールドモストフェイマスビーグルドトキシン」が検出された。
厚労省では即日注意喚起する警告文書を発表するいっぽう、業者には自主的回収に踏み切るよう求めている。40年にわたって日本への輸入・販売をおこなっていた業者の谷川俊太郎は
「ワールドモストフェイマスビーグルドトキシンが有害なのは犬に対してだけ。人間には、せいぜい“笑いどころがよくわからない”などの問題しかない」
と主張。特に対策は講じない姿勢だ。