「毎晩ホテルのバーで豪遊している」との批判に総理が真っ向反論─。麻生太郎首相は23日、愛用している
超時空ホテルバー「帝国」
の勇姿を公開。「安いし安全だ」と胸を張った。観覧した記者団はその威容にみな胸を打たれていた。
「帝国」は、政府要人らをもてなすために建造された超時空ホテルバー。全長120メートル。外見は荘厳なホテルに見えるが、「いざ政局」に備えて移動可能なようフォールドシステムを搭載。そのまま浮遊・飛行したり、冥王星の裏にフォールドアウトすることもできる。もちろん本来のホテル機能やパーティ機能も万全だ。
永田町の埋蔵金を活用して十年がかりで完成したものだが、マクロス級超時空要塞などに比べると10分の1のサイズしかないため、総工費は8兆円とかなり安く仕上がっている。ロビーのコーヒーも一杯わずか千円とリーズナブル。「椿屋珈琲店で彼女の前だからカッコつけて頼んだ特製カフェオレより安い」と、記者団のひとりが感心していた。
とはいえ、首相が帝国を毎晩利用する最大の理由はその絶対的な安全性だ。万一のときには、人型形態にトランスフォーメーションが可能。右腕にレストラン「ラ・ブラスリー」、左腕にブフェ「インペリアルバイキング・サール」をドッキングさせ格闘戦にも対応できる。特に、サールを敵に体当たりさせての「バイキング発祥の地アタック」は圧巻。向かうところ敵なしの戦闘力は、一国の宰相を保護するのに必要にして十分。記者たちは「これなら納得だ」とみな頷いていた。
社会民主党・福島みずほ党首のコメント:
帝国で都内を視察にまわって、隣り合わせたタクシーの運転手に経済状況などを聞いているとのことだが、スケールサイズ的に違和感が大きい。交通道徳上迷惑なのでやめるべきだ