1日夜発足した福田改造内閣。経済に国際関係に難問山積みの日本を、はたして今後どのように舵取りしていくのかに国民の注目が集まっている。しかし、船出したばかりの改造内閣の先行きに早くも暗雲が垂れ込めはじめた。なんと、改造手術をおこなった企業が
「施術にミスがあった」
ことを明らかにしたのだ。
今回、政府の依頼を受け福田内閣の改造を担当したのは、静岡県浜名湖に本部を構える株式会社ショッカーだ。だが、同社広報部が発表したところによると、
「福田内閣の施術時に手違いが発生し、途中で患者が脱走したために最後の“脳改造”が完了していない」
というのだ。
改造手術を手がけて三十年という歴史をもつ同社だが、その経験からすると
「脳改造を完了していない者は非常に危険」
だという。以前に同様の施術ミスが起きた際には、患者が気が狂ったように凶暴化。罪もない同社社員を次々と虐殺してまわったとの恐ろしい事例が報告されている。おかげで世界的コングロマリットだった当時のショッカーは壊滅寸前にまで追い込まれ、その後改造手術専業の企業として再建するまで長い時間がかかった。
ショッカーによれば、こういった患者の凶暴性は基本的に“同胞”に向けられる特徴があるとのことで、
「同胞である日本人に対して乱暴・狼藉をはたらく可能性が高い。たとえば消費税を30%くらいにしたり、介護保険制度を改悪したり…」
と警鐘を鳴らす。うまい治療法は見つかっていないが、「センキョに弱い」との情報もある。もし被害に遭いそうになったら、センキョを活用して撃退してほしいとのことだ。