虐殺戦艦ヤマト 「浮遊大陸大虐殺はなかったのに!」──またしても偏向したマスコミが一方的に垂れ流したニセの歴史に、ネット民の怒りが燃え上がっている。日本人の誇りの象徴ともいえる宇宙戦艦ヤマトが、無慈悲な大量虐殺を引き起こしたという事実無根のつくりばなしが無責任に流布されたというのだから許せない。
問題になっているのはTBS系ネットワークが21日午後5時から「宇宙戦艦ヤマト2199」と題して放映したドキュメンタリー作品。作中でヤマトは強力な波動砲を木星近くの浮遊大陸に発射。ガミラスフォーミングされた豊かな大地を、現地駐留ガミラス兵ともに殲滅・玉砕せしめたかのように描いた。
しかし、「浮遊大陸大虐殺を考える会」の主張によれば
- 当時、ヤマトは火星軌道への航行途上にあった。木星にいるはずがない
- もし木星にいたのが事実だとしても劣等種族である地球人に一撃で浮遊大陸を撃滅せしめる武力のあったわけがない
という。やはり浮遊大陸大虐殺はなかったのだ。
放映直後からTBSには抗議のメールやツイートが鳴り響いているが、「いまのところ特に対応する予定はない」(同局広報)という。「考える会」は「歴史をねつ造する許し難い行為」と徹底抗議していく方針だ。この件についてヤマトの真田技師長は「多分こんなこともあろうと思って、波動エネルギーを使った過去書き換え装置を作っておいた」とコメントしている。