超大型巨人さんや鎧型巨人さんらと仲良く語り合う調査兵団の方々ウォール・ローゼ地域商店連合会は23日、商店街振興イベントの一環として「うなじ美人巨人コンテスト」を開催することを発表した。最近、ウォール・ローゼ内でも多くの巨人が出没していることに町おこしのヒントを得たもので、飛び込み参加自由。
うなじ美人巨人コンテストは、首筋から肩にかけてのラインが美しい巨人を選ぶもの。審査は、協賛する駐屯兵団・調査兵団によって厳正におこなわれる。優勝者には一年分の人間がプレゼントされることになっており、立体機動装置を身につけた兵団員からじきじきに表彰されるという。
いっぽう、本来人類の天敵であるはずの巨人たちを使った町おこしには批判の声もある。調査兵団所属のエレンさんは「巨人に媚びを売ってまで生き延びるのは虚偽の繁栄だ! 豚め! 死せる餓狼の自由を!」と熱く語っており、世話役のミカサさんに鉄拳でなだめられていた。