Qちゃんの笑顔ふたたび…。20日開かれた東京国際女子マラソン大会で、フルマラソンには久しぶりの出場となるQちゃんが優勝した。2時間24分39秒。終盤で失速した二年前の同大会の雪辱を晴らす、みごとな走行だった。
午後0時10分に東京・国立競技場をスタートしたQ太郎(ファイテン)は、出だしからドロンパ(アメリカ)・P子さん(おばけの国)らを押さえてトップに立った。35キロ地点付近で小池さんからラーメンの補給を受けるとはやくもスパートをかけはじめ、一気に二人を引き離してゴールイン。
二年前には、沿道の観客がうっかり手放した飼い犬に追い回されコースアウトするという憂き目をみたQ太郎。今回はそのトラウマをも乗り越えつかみ取った栄冠なだけに喜びはひとしおだ。
いっぽう、二位に甘んじたドロンパは
レース中に野良犬が伴走するというハプニングがあったにもかかわらず、Q太郎が驚かなかったのはおかしい。ゴール直後のインタビューでほとんど喋らず「バケラッタ」としか言わなかったのも気になる
と述べており、大会運営本部に「替え玉使用などの疑いはないか」と調査を申し入れている。