中部国際空港(愛知県常滑市)で相次いでいるバイオテロについて、首謀者を名乗る男からの犯行声明が12日、愛知県警宛に届いた。このバイオテロは同空港島内に毒キノコを繁殖させるという凶悪なもの。この1,2ヶ月だけでも、管制塔近くの草むらから猛毒のオオシロカラカサタケやコガネキヌカラカサタケが大量群生させられているのが発見されており、同県警が犯人を捜していた。
郵送された声明文によると首謀者はドコモダケ容疑者(34歳)。同容疑者はNTTドコモのイメージタレントとして活動していたが、「加藤あいちゃんと共演している姿を見るとどことなく男性器を連想して興奮する」との苦情が寄せられたことから先日契約を解除されていた。
ドコモダケ容疑者は犯行の動機を
イメージキャラクターを使い捨ての道具としか見ない大企業の横暴を糾す。シマクリ3兄妹だけじゃない。ぴちょんも、ガリガリも、明日には路頭に迷うことになるかもしれない。こんな不正義は看過できない
と述べており、解雇の逆恨みでみずから空港に毒キノコの胞子を散布したとみられる。
同容疑者は胞子散布をやめる代償として、先日失職のあせりから殺人を犯したモリゾー被告の釈放を要求している。南野法務大臣は12日夕、モリゾー釈放の要求に応じる可能性について「これから勉強します」とのコメントを発表した。