自分が勉強し成功できれば他人への迷惑はかえりみなくてもよい─いま、そんな風潮が小学生のあいだで蔓延している。事態を重く見た産経新聞は13日、こうした小学生を徹底批判し交通道徳を守らせる一大紙上キャンペーンを開始した。非常識な子どもを追放することで日本人全体の公衆道徳性を底上げするのがねらいだ。
「まったくとんでもない子どもがいるものだ、とはじめて見たときは思いましたよ」と憤るのは、産経新聞主力寄稿者の久坂部羊さん(53)。それは久坂部さんが散歩中のこと。近所の小学校にさしかかったときだった。人通りの多い公道近くなのに、
本を読みながら歩く、交通道徳を無視した非常識な子ども
がいたのだ。しかもこの子ども、
- 背中に大きなリュックを背負っている。このまま満員電車に乗れば他人に迷惑
- まだ幼いのに、不良のような異様な髪型をしている。あきらかに校則違反
というのだから恐れ入る。久坂部さんは「自分が勉強できれば他人にぶつかってもかまわないという、立身出世しか考えない公徳心のなさに鳥肌がたった」と語る。
久坂部さんがこの一件をしらせる記事を産経新聞に寄稿すると、読者からは「許せない」「火あぶりにしろ」との大反響が。そこで産経新聞が追跡調査をしたところ、このような子どもは全国の小学校に実数の把握が不可能なほどたくさんいることがわかった。しかも、ほかにも悪評が絶えず
- わらじを編むバイトで金を稼ぎ、その金で父親を酒浸りにして肝硬変で殺した
- くだらないライトノベルにハマっているらしく、夜ふかしばかりする。「電気代がもったいない」と注意されても逆ギレしてやめない
- 荒れ地を勝手に耕す(農地法違反)
- 本名は金治郎なのに偽名を名乗っている(外国人疑惑)
などとんでもない所業を繰り返しているという。
今回のキャンペーンは、こうした子どもの追放・撲滅をねらったもの。産経新聞編成局では
「このような“溶けゆく小学生”が増えたのは、あきらかに戦後教育とジェンダーフリーが原因。この機会に左翼の欺瞞とウソを徹底的に追及していきたい」
と話している。小学校によっては、この子どもに牛耳られるあまり「校庭に銅像を建てさせられる」などという事例もあるため、撤去を呼びかける運動にも力を入れていきたいとのことだ。