海上自衛隊第2潜水隊群(神奈川県横須賀市)は、独立採算化を目指して新事業「ネットで販売!たいまっち」をスタートした。同群所属の潜水艦乗組員らの豊富なノウハウを活かし、自家生産の大麻や合成麻薬MDMAをネット販売する。初年度売り上げは500億円を見込んでおり、2007年就航予定「ふきしお」の購入資金に充当する予定。新事業には神奈川県警も大麻常習者の名簿提供などで協力する。
緊縮財政の影響を受けて自衛隊では各部隊ごとの独立採算化を推進しており、今回の「たいまっち」もその流れで実現した。事前の試験販売はおおむね好調で、消費者の反応もよいという。「わが海自隊員が自宅で栽培した手作り品。他国産品とは練度が違う」と、海上自衛隊広報部は誇らしげに語る。
対象販売地域は全世界。海外注文には横須賀基地所属潜水艦「わかしお」による配送で応じる。到着まで2~3週かかるのがネックだが「売れ行きが好調なら原子力潜水艦の導入で無寄港配送に対応したい」とのことだ。
- 2005
- 09/26 16:45