携帯電話事業者のボーダフォンは11月上旬、「おサイフ」サービスを開始する。競合各社の「おサイフケータイ」対応に追随するもので、携帯電話を使ったモバイルECサービスの普及にさらに拍車がかかりそうだ。
同社ではサービス開始にあわせ、「おサイフ」機能をもった新端末「703SHf」(シャープ製)を発売。703SHfは現金決済のほか、キャッシュカード・クレジットカードに対応し、またレンタルショップ会員証・健康保険証・運転免許証なども搭載できる。ボディタイプはシープスキン、クロコダイルレザー、合成皮革の三種をそろえた。
他社にない独自の試みとしてセキュリティ機能に注力しているのが特徴。小銭収納部は開けづらいワニグチロック、紙幣収納部はファスナーロックがかかるようになっており、貨幣・紙幣が脱落する危険性を極限まで少なくしている。製造元のシャープがシャープペンシルで培ったステーショナリー技術が存分に活かされている。
703SHfは通話機能を一切搭載しないが、「既存のケータイと合わせて活用することで全世界で通話が可能」(ボーダフォン関係者)とグローバル対応を強調する。PHSも含め他社ケータイとの併用も可能なのは革新的とさえ言える。今後のボーダフォンの行く末から目が離せそうもない。
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