先月末に岩手県大船渡市で複数回目撃され、地元を騒然とさせた「UFO」の正体がようやく突き止められた。名物のごま摺り団子生産がかき入れ時の騒ぎだっただけに、市民は「これでようやくごま摺りに専念できる」とほっと胸をなで下ろしている。
UFO騒ぎが起きていたのは先月26日ごろから。三陸沖上空で膨張や変形を繰り返す謎の発光体を多くの人が目撃。「もしや“UFO”では?」という問い合わせが地元気象台などに殺到していた。27日には会社員がビデオ撮影に成功。一躍全国区で話題となった。
怪現象が一転解決に向かったのが今月2日。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が撮影画像をもとに機影を割り出したところ、「こりん星の恒星間連絡船に酷似している」との分析結果が出たのだ。JAXAの小倉優子ファンがさっそくこりん星のりんごももか姫に連絡を取ったところ、「私の船です」との返事が。
りんごももか姫は同日、報道各社に向けて「お騒がせして申し訳ありませんでした」との謝罪文を送付。このところの多忙で、こりん星への帰宅時に正規航路以外のルートを通っていたことを明らかにした。「今後はなるべく種子島ルートから地球圏離脱を心がけるようにする」との同姫談。大船渡市当局は「UFOの見えるまちとして売りだそうとしていただけに正体が判明して少し残念」と苦笑気味だった。
- 2005
- 09/03 23:22