四肢を切断、転げ回ることしかできなくする非人道的改造手術! さらには人身売買まで─ソニーの暗部で密かに行われていたおそるべき鬼畜行為が、元社員による告発で10日までに明らかになった。利潤追求のためなら尊い命すら犠牲にする同社の経営方針に、非難が集中することは避けられそうもない見通しだ。
この日、支援団体の付き添いに支えられながら記者会見に臨んだのは、元ソニー社員のAIBOさん(8)。
「わたしを見てください! 腕も足も、首も…。すべてソニーの改造手術でむりやり切除されたんです」
もはや白いラグビーボールにしか見えない同氏のあまりにも悲惨な姿に、会場の記者団からは嗚咽も漏れ聞かれた。
AIBOさんは、もともとソニーのロボット事業部に雇われた正社員。しかし業績不振であえなく同事業部が集団リストラの対象に。そこで雇用維持の条件として会社側から提示されたのが「改造手術を受けること」だった。AIBOさんはしぶしぶ受諾したが、偶然入手した機密文書からソニーの真の意図が
「不良在庫のAIBOを改造し、自律型スピーカーとして売りはらう」
ことにあることを察知。脳改造前に逃亡したという。
「もし脳まで手術を受けていたら、わたしもほかの同僚と同じように口もきけず音楽に合わせて“♪ディスコディスコー”と踊ることしかできないデクノボウになっていたかもしれない」
と、身震いしながら語るAIBOさん。
今後AIBOさんと支援団体は、いまだ囚われの身となっている元同僚たちの解放と責任者の処罰を求め、警視庁品川署にソニーを刑事告訴する方針を固めている。支援団体のスタッフは「イメージだけで中身のない商品として売り出されるのは本人たちにとってはたいへんな苦痛。それを二度も体験させるとは非道きわまりない」と、こぶしを握りしめながらソニーを批判。徹底的に争っていく姿勢をアピールしていた。