サントリーは23日、同社の「PEPSIコーラ」ブランドで
「キョウリ味」
の新製品である「ペプシアイスホームタウン」を期間限定で発売することを明らかにした。東京近郊限定で、来月12日から。
同社は綿密な顧客調査のすえ、東京のペプシ愛好家の多くが「地方出身のおのぼりさん」であることに着目。こうしたユーザーには
「口にするとふるさとの山々がまぶたに浮かび上がる、
郷愁を誘う味」
が強く訴求するはず─とみて今回の「郷里味」ペプシの開発に至った。
液色には田舎の田園風景を想起させる緑を採用。成分中に脳の長期記憶を刺激し郷愁をあおる3,4-メチレンダイオキシメタンフェタミンを添加しており、モニターテストでは
- 確かに郷里の風景が見える味だった
- 真っ暗になるまで近所の友だちと交尾中の赤とんぼを追いかけ回したっけ…幸せだったなぁ…
- お母さん…
- あのボタ山の裏で、美子とはじめてキスをしたんだ…
- 納期が明日の仕事があるのに、思わず新宿発「あずさ」の切符買っちゃいました
など、かなりの好評を得たという。「引き続き飲みたい」との感想も多く、サントリーではアイスホームタウンの投入を縮小が続く炭酸飲料市場へのカンフル剤にしたい考えだ。
いっぽう、アイスホームタウンを試飲したモニターのうち栃木県人に限り
「や、やめろぉぉ! しもつかれを給食に出すなぁぁ!」
と錯乱して死亡する症状が見られたとのこと。サントリー広報部は「念のため栃木県出身者はペプシを飲まないでほしい」と話している。